OYASHIRO

Googleスライドの文字を自動入力してキャプションを作成するGAS

キャプションを集める際、各々からWordファイルをもらう形式では手間なのでGASで自動化を行ってみました。

2025-01-23

著者: Oyashiroboy

※このブログはメモなので文体で書いております。ご容赦ください。

キャプション作成の過去

キャプションをWordに入力しLINEで送信、それを部長が取りまとめて印刷する形を取っていた

問題点

改善策

結果

簡単にキャプションを印刷することができた。切るのは大変だが、1時間以内には終わり他の部員でもできるためさほど問題はない。

方法

Googleフォームでアンケートを作り、「名前」「キャプション」「機材」「撮影地」など各写真展に合わせた回答を得る。 この際、文字数制限を忘れないこと。長文がやってきてデザインが崩れることを回避するべき また、デザイン案ができている場合載せること。タイトルをカギカッコなどで加工デザインの場合は、~ ~、「」、“” などの利用も制限しておくとあとから困らない また、学生番号などは半角、全角があとから気になる場合に、先に指定しておくと便利

2

Googleフォームをスプレッドシートに出力 出力後、スプレッドシートをコピーし各列のタイトルをわかりやすい単語に変えておく

3

Googleスライドでデザインを仮ぎめし、共有リンクを作っておく

4

Google Apps Scriptを起動し、以下のコードを利用

function myFunction() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheetByName("フォームの回答 1");
  var data = sheet.getDataRange().getValues();

  var pre = SlidesApp.openByUrl("スライドの共有URL");
  var template = pre.getSlides()[0];

  for(var i=1;i<data.length;i++){
    var slide = pre.appendSlide(template);
    for(var j=0;j<data[0].length;j++){
        slide.replaceAllText("~"+data[0][j]+"~", data[i][j]);
    }
  }
}

参考サイト

GASを実行し、デザインのチェック

GASを実行したあとに、デザインをチェックしておく。よく見ると誤字などが紛れていることがかなり多いため、印刷後も念入りにチェックしておく。

改善策を使って

かなり作業量を減らすことができた。毎回フォームのURLを共有するだけで集まるので、印刷までを含めた負担が数十分で済む。